Gitってなにもの?
gitとは
ファイルのバージョンを管理するためのもの
gitのリポジトリとは
ファイルやディレクトリの変更や状態を記録する場所のこと。
Gitのリポジトリにはローカルリポジトリ、リモートリポジトリの2種類がある。
Gitの流れ
Gitはいきなりローカルリポジトリやリモートリポジトリに変更を記録するのではなく、以下のような手順をおこなう。
Gitコマンド
1. git init
$ git init
git initコマンドで.gitディレクトリが作成され、この.gitディレクトリに変更履歴を記録する。
2. git add
$ git add "ファイル名"
ファイル名を指定してステージングエリアへ追加する。
3. git commit
$ git commit -m "メッセージ"
メッセージを付け加えてローカルリポジトリに変更を記録する。
$ git commit --amend
直前のコミットを修正できる。
※リモートリポジトリにpushをしたコミットには絶対このコマンドつかってはいけない。
4.git status
$ git status
変更したファイルを表示する
5. git diff
$ git diff
ワークツリーとステージングエリアの変更の差異を確認する。
$ git diff --staged
ステージングエリアとリポジトリの変更差異を確認する。
6. git log
$ git log
変更履歴を確認する
変更内容をみたい場合は後ろに-pをつけ、終了するときはQキーをおす。
7. git push
$ git push origin master
あらかじめ$ git remote add origin (GitHubなどのURL)
によって登録しておくことで簡単にリモートリポジトリへpushできる。
8. git pull
$ git pull origin master
リモートからファイルをダウンロードすることができる。
9. git checkout
$ git checkout --"ディレクトリ名orファイル名"
このコマンドはステージングエリアに記録された情報をもとにファイルの変更を取り消すことができる。
10. git reset
$ git reset HEAD "ファイル名orディレクトリ名"
リモートリポジトリに記録された情報をもとにステージングエリアの変更情報を取り消す。
ステージングエリアの情報を取り消すだけなので、$ git checkout
しなければワークツリーの情報はかき変わらない。
Gitにコミットさせない方法
パスワードが記録されているファイルや自動生成された変更を記録する必要のないファイルは.gitignoreファイルを作成して、そこにバージョン管理をしたくないファイルを転記することで、バージョン管理がされなくなる。